【北名古屋スポット】アート・エリア・ロードを散歩コースに
急に肌寒くなり、公園を歩くにも風が冷たいと感じる事が増えていますが、家にいてばかりでは、いつの間にか筋力が衰えてしまいます。
外を歩いていれば、季節を感じながら、秋の高くすっきりとした青い空やウロコ雲を眺めたり、上を向いてみたら、悩み事や考え事も前向きにシフトしていくかもしれません♪
今回は、散歩コースにおすすめな「アート・エリア・ロード」をご紹介します!
アート・エリア・ロードとは
名古屋芸術大学の北側の歩道に、約1,500mに渡り、芸術大学の講師や学生の手により創られた、さまざまな彫刻やモニュメントが並んでいるのはご存じでしょうか?
「市民が芸術を身近に触れ合える空間作り」をと、旧西春町が整備をして、名古屋芸術大学と協定を結び“アート・エリア・ロード”の名のごとく、全体的に落ち着いた雰囲気となるように、景観にも統一感が出るよう配慮されています。
信号や照明、電柱なども茶系に塗装するなどして、落ち着いた空間を演出しています。
また、ポケットパークも4箇所ありますので、お茶休憩をと一休みをしたり、ストレッチをしたり、お子さまとのおやつタイムにしたり、時間があれば読書をしたり、使い方は様々ですが、ゆっくり過ごせるスペースがあるので安心して散歩をして頂けます。
アート・エリア・ロードは、平成3年度には「愛知県快適空間賞」も受賞しているほどで、北名古屋市の代表的な景観のひとつとなっています。
歩道に並ぶ彫刻は、16基も設置されていますが、その後にも、この流れは続き、名古屋江南線沿いの県道や、文化勤労会館などにも設置されていき、北名古屋市合併後にもその流れは引き継がれ、各所にはブロンズ像やモニュメントなどの作品が設置されています。
なんと今では50基を超える数の作品が設置され、アートが町に彩りを与えているのです。
これらの作品は、名古屋芸大の講師や学生の手によるもので、それらの表情豊かな彫刻作品に魅せられたり、不思議な形のモニュメントに足を止めて眺めたり、ただ散歩をと思って訪れた方に、アートの楽しさを伝えるような、素敵な作品が多くあります。
街路樹もそれらを演出するのに十分な空間の広がりを与えてくれます。
秋には紅葉を楽しめますし、春には桜が咲くのです、そんな街路樹により、作品の背景が変われば、また見方が変わって楽しめるでしょう。
彫刻を眺めながら、ぐるっと散歩をしていれば、いつの間にか長い距離を進んでいたり、万歩計を見てビックリすることもあるかもしれませんよ!
歩き始めたら「今日はアート・エリア・ロードを歩いたら、次の道へ飾られている作品まで足を伸ばしてみようかな♪」などと、次の楽しみも見つけられるでしょう。
何気ない歩道、多くの方の手によって、魅力的なギャラリーに変わり、たくさんの人の心を潤わせてくれています。
是非、一度、訪れてみてはいかがでしょうか?
散歩をすることで、新たな町の魅力を発見してみては?
この冬、散歩をしに訪れてみてください、きっと楽しませてくれますよ。