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2019-07-09

各地で頻発!豪雨による災害。北名古屋市は大丈夫?

台風シーズンになると、大雨による浸水被害が心配ですね。昨年、各地に甚大な被害をもたらした西日本豪雨も記憶に新しいところです。先日の九州南部の豪雨でも、土砂崩れや河川の氾濫がありました。かくいう北名古屋市も、平成12年9月の東海豪雨によって大きな浸水被害を受けました。

北名古屋市は海抜が平均5メートル、市内には五条川、新川、合瀬川などの河川が流れています。北名古屋市の治水対策がどうなっているのか気になりますね。今回は北名古屋市の取り組みや、浸水被害を防ぐための「総合治水対策」についてご紹介します。

【総合治水対策とは?】

山林が豊かであれば雨水を地下に浸透させるため、河川に雨水が一気に流出するのを防いでくれます。しかし、開発によって山林や田畑が減り、アスファルトで整備された道路が増えると、雨がどんどん河川に流れて氾濫していまいます。

そこで、必要となるのが、「川幅を広げる・川底を深く掘る」などの河川の改修です。と同時に、地下に雨水を貯める施設を作るなどして、雨水が河川に一気に流れ込むのを防ぐ流域内での対策、洪水や浸水時の警戒避難体制の確立が必要となります。これらを併せて実施することを「総合治水対策」といいます。

 【北名古屋市での取り組み】

平成13年度から、大規模な地下調整池の整備に着手しています。また、宅地化が進む北名古屋市では田畑が少なくなり、河川に雨水が多く流れ込むようになっているため、各家庭で雨水の貯水施設の設置を促す奨励金制度も設けています。(※北名古屋市への申請が必要です)

【参考URL】

北名古屋市HP

https://www.city.kitanagoya.lg.jp/shisetsukanri/1000004.php

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