住宅ローンが払えないかも!?と思った時の対策方法は!?
多くの方が利用する「住宅ローン」、コロナ禍では勤務先への不安に加え、生活の不安を抱えて毎日を過ごしている方が大半ですよね。
そんな住宅ローンが払えなくなってしまった時の為に、どのような対策をすべきなのか!?
今の時点で、知識として頭の片隅に残しておきませんか?
もしもの事態に備えて、有効な対策をご紹介していきたいと思います。
是非、ご覧くださいませ。
■対策をどうするべきか!?
住宅ローンの支払いができないかもと思ったら、早め早めに金融機関に相談するなどして、対処しておきましょう!
・住宅ローン返済条件の見直し
収入の減少や支出の増加など、様々な事由が発生し、支払いが難しいと感じた場合には、住宅ローンが支払えなくなる前に、金融機関に相談することをオススメします!
例えば、「返済期間の変更・延長」をお願いし、返済期間25年を35年に変更してもらうことや、「月々の返済額の減額」一定期間だけでも利息の支払うだけに変更してもらうなど、交渉しましょう。
・低金利のローンへの借り換えを
住宅ローンを契約している金融機関に相談したが、改善策が乏しかった場合には、より低金利の住宅ローンを探して、他社に乗り換えることも考えましょう。
ただ借り換えをする際には、手数料も発生します、手数料込みの金額で検討するように注意しましょう。
・売却も考える…競売に掛けられた場合には安値で取引されるだけでなく、個人信用情報に傷がついてしまいます。
そうなる前に、早めに売却を検討して、ローン返済費用にあてることも1つの手です。
・リースバックをする…自宅を売却して現金化した後に、そのまま賃貸物件として同じ家に居住し続ける制度をリースバックといいます。
同じ家に住み続けることを希望されている場合や、比較的返済金額が少ない場合いはオススメですが、賃貸になるので家賃が発生することがデメリットとなりますし、場合によっては残債もあるでしょう。
・競売にかける前に任意売却を検討…住宅ローンがの滞納に陥った際に、最終的な競売にかけられる前に“任意売却”を検討してみるのもメリットがあります。
任意売却は、金融機関の同意を得て売却することをさしますが、競売とは違い、一般的な不動産相場で売主が価格を決定して、売却することが可能です。
その他にも、債務者の金銭事情を公開されないので、親戚や友人にも知られることが無い事や、引越し費用の控除、契約日や明け渡し日について希望を伝えられるメリットがあります。
デメリットとしては、売却するには、契約中の金融機関の同意が必要不可欠ですので、買主に値引き交渉を依頼された場合に、金融機関が同意してくれなければ交渉が不成立に終わる場合や、競売になる前に売却をする為にも住宅ローンの滞納前や督促状が届く前に動き出すなど、早めの段階で動かなくてはなりません。
任意売却を相談するならば、不動産会社もしくは弁護士など、経験豊富な専門家を頼るのが良いでしょう。
■まとめ
住宅ローンが払えない場合に備え、どう対策をすると良いか、ご理解頂けたでしょうか?
もしもの時に慌てずに済むように、知識として頭に入れておくと安心かもしれません。
また、無理の無い返済をできるように、住宅ローンを組む時には、少し余裕をもってスケジュールを組むことも大切でしょう。