不動産売却の手順とは?9ステップで解説
不動産を売りたいと思っても、どういう手順で進めていけばいいのかわからない人が多いのではないでしょうか。そこで、どのような手順で進めていくのか紹介します。
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売買価格の相場を調べる
不動産の成約価格を調べられるサイトや不動産会社の物件情報、新聞の折り込みチラシなどを参考に売却したい不動産の売買価格の相場を調べます。
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査定を複数の不動産会社に依頼する
売却したい不動産の相場価格を把握したら、不動産会社へ査定を依頼します。この時、必ず複数の不動産会社に依頼しましょう。インターネットで一括査定サービスを利用すると簡単で効率的に複数社への依頼ができます。
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仲介を依頼する不動産会社を決定し、媒介契約をする
査定の結果を踏まえて依頼する不動産会社を決定し、「媒介契約」を結びます。これで不動産会社に対して、売主と買主の間を取り持って取引を契約することを正式に依頼したことになります。
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不動産会社と売り方の相談をする
不動産会社に対して売却価格や売却時期などの希望を伝え、不動産会社の提案に意見があれば伝えます。
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不動産の販促活動をする
不動産会社が広告や宣伝をしてくれるので、購入希望者が内覧を望んだ時にいつでも受けられるように準備します。
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購入希望者と条件などの交渉をする
購入希望者と不動産会社を仲介して、売買価格や引き渡し日などの条件を交渉します。
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買主と売買契約を結ぶ
事前に不動産会社が作成した売買契約書の草案をチェックします。買主と不動産会社と売主の3者が集まり、納得したうえで売買契約書に署名捺印をします。このタイミングで不動産会社に仲介手数料の半額を支払うことが一般的です。
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決済と引き渡し
不動産会社から指示された必要書類を確認して準備します。買主から売買代金を受け取り、不動産を引き渡します。このタイミングで不動産会社へ仲介手数料の残額を支払います。
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確定申告
不動産の売却によって利益が出た場合は、確定申告をして納税せねばなりません。適用できる控除や特例がないか調べることによって納税額が抑えられるようにしましょう。
不動産を売却する際には、それぞれのステップにおいて納得してから次に進めることで後悔のないようにしたいものです。